安田不動産、自社保有太陽光によるオフサイトPPAを東急不動産系リエネと開始 8物件へ再エネ供給

· 太陽光発電PPA,再エネ

安田不動産株式会社は、2026年4月9日、自社保有の再生可能エネルギー電源を活用したオフサイト型コーポレートPPAの導入を発表しました。安田不動産、株式会社リエネ・エナジー、株式会社リエネの3社が連携し、安田不動産が保有・運営する賃貸不動産8物件への再生可能エネルギー電力の供給を開始しています。

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発電所を取得し自社電源として活用

今回の取り組みでは、東急不動産ホールディングスグループの再エネ事業会社であるリエネ・エナジーが開発した太陽光発電所を安田不動産が取得し、自社保有発電所として運用します。その発電電力をオフサイトPPAの仕組みを活用して関東圏内の保有不動産へ供給するモデルです。

従来の再エネ調達では小売事業者や証書市場への依存度が高いケースもありましたが、自社電源を確保することで、長期的かつ安定的な再エネ調達体制の構築を目指しています。再エネ需要の増加に伴う価格上昇や環境価値の調達競争激化への対応策として位置付けられているようです。

不動産事業者による再エネ内製化が進展

安田不動産は2021年に環境方針を策定し、保有・運営するビルへの再エネ導入を段階的に進めてきました。今回の案件は、単なる再エネ購入ではなく、発電所の所有から電力供給までを含む形で実施される点が特徴です。

近年はRE100やTCFDへの対応、テナント企業の脱炭素ニーズ拡大を背景に、不動産業界でも再エネ調達の高度化が進んでいます。発電所を自社保有するオフサイトPPAは、環境価値の確保と電力コストの安定化を両立する手法として注目されており、今回の事例は不動産会社による再エネ調達戦略の新たな展開として位置付けられそうです。

また、関東域内で発電した再エネ電力を同一エリア内のビルへ供給することで、再エネの地産地消や送配電網の有効活用にもつながることが期待されます。

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