

電力 X 脱炭素
㈱電力シェアリングは、3つの特許技術と他社にない独自の手法で電力X脱炭素のアドバイザリーサービスを提供します。
4つの革新の波
- ルールの複雑化
- 多領域の融合
- DX化
- 国際標準化
へのいち早い対応を
電力 X 脱炭素の国際知見
世界の電力・脱炭素領域は、いま大きな転換点にあります。
GHG Protocol Scope2の改訂、制度の複雑化、電力と脱炭素の融合、そしてデータ活用と国際標準化。これらが同時に進行し、従来の前提は大きく変わりつつあります。
とりわけ重要なのは、電力の「量」ではなく「時間」が価値を持ち始めている点です。この変化は、発電・蓄電・需要のすべての事業に、新たな機会とリスクをもたらします。
一方で、国際ルールはなお確定しておらず、将来像の見極めは容易ではありません。しかし、長期視点での判断は今まさに求められています。
株式会社電力シェアリングは、Scope2改定を見据えた独自技術と実証経験を基盤に、国際的な動向と国内制度の両面から分析を行い、発電事業者、電力関係者、大口需要家それぞれの事業環境に即した解を提示する電力・脱炭素領域のアドバイザリーサービスを提供しています。
*2027年GHGプロトコル改定を先取りしたCO2排出量算定・環境価値取引に係わる3つの特許を取得済みです。
再エネアワリーマッチング™証書の発行
電力と脱炭素、そしてDXをつなぐ中核が、再エネアワリーマッチング™です*。
これは単なる需給一致ではなく、電力システム全体の価値構造を変えるアプローチです。
当社は2018年より環境省実証事業を通じて社会実装を進め、国連24/7CFEやEnergyTagとも連携しながら知見を蓄積してきました。
ベンダーフリーで柔軟な設計により、各社の事業環境に応じた実効性の高いソリューションを提供しています。ぜひご相談ください。
*再エネアワリーマッチング(呼称:アワリーマッチング)は株式会社電力シェアリングの登録商標です。無断使用は固くお断りします。
Scope2改定の全体像と実務対応
GHGプロトコル Scope2改定の主要論点を詳しく解説

Scope2改定・アワリーマッチング導入の背景と実務への影響
Scope2は企業の電力由来CO2排出量を示す基本指標ですが、現在その算定ルールは大きな転換点を迎えています。従来の年間一致(年単位の再エネ調達)から、時間単位での一致を求めるアワリーマッチングへの移行が議論されています。本記事では、Scope2の基本構造から、この時間整合性の導入背景、制度的な狙い、そして企業の電力調達や脱炭素戦略に与える影響を整理し、今後求められる対応の方向性を解説します。

ロケーションベース手法の改定と時間・場所別排出算定の実務
ロケーションベース手法(LBM)は、電力消費地点の排出係数を用いてScope2を算定する手法ですが、改定によりその精度が大きく引き上げられる見込みです。特に時間別・エリア別の排出係数を用いた算定が求められる可能性があり、日本のようにスマートメーターが普及している国ではより厳格な対応が必要になります。本記事では、LBMの基本構造から改定の方向性、企業の排出量算定や電力使用戦略への影響を体系的に整理します。

標準供給サービス(SSS)の導入と非化石価値配分の新ルール
SSS(標準供給サービス)は、需要家が特段の選択を行わない場合に供給される電力の環境価値の扱いを整理する新しい概念です。これにより、FIT電源などの非化石価値は個別に主張するのではなく、需要家全体に比例配分される方向が示されています。本記事では、SSSの導入背景、制度設計の基本構造、非化石価値の配分ルール、そして企業の再エネ主張や電力調達戦略に与える影響を解説します。

残余ミックスの再定義と未契約電力の排出係数への影響
残余ミックスは、証書や契約によって主張されなかった電源から構成される排出係数ですが、Scope2改定によりその定義が厳格化される方向です。SSSとの関係整理を通じて、非化石価値の二重計上を防ぐ仕組みが強化されます。結果として、未契約電力の排出係数は上昇する可能性があります。本記事では、残余ミックスの新しい考え方と、企業の排出量算定および電力調達戦略への影響を解説します。

レガシー条項の適用範囲と既存PPAへの影響
Scope2改定では、既存のPPAや証書契約を一定期間保護するレガシー条項が導入される見込みです。これは過去の投資判断を尊重し、市場の混乱を防ぐための措置ですが、将来的には新基準への移行が不可避となります。本記事では、レガシー条項の対象範囲、適用期間、適用条件を整理し、企業および発電事業者がどのように既存契約を見直し、移行対応を進めるべきかを解説します。

AMIとは何か?排出量に加え貢献を評価する新フレームの全体像
AMI(Actions and Market Instruments)は、従来の排出量算定とは別に、企業の脱炭素への貢献を評価する新たな枠組みです。証書調達や投資、バリューチェーン外の削減効果などが対象となり、Scope2とは異なる評価軸を提供します。本記事では、AMIの導入背景、基本構造、対象となる行動や市場手段を整理するとともに、Scope2との関係性と企業評価の変化について解説します。

電力セクター排出影響の評価手法と限界排出係数の実務理解
電力セクター排出影響は、企業の電力調達や投資が電力システム全体の排出量に与える変化を評価する手法です。限界排出係数(MER)や追加性の概念を用い、従来の平均排出係数では捉えられなかった因果的影響を評価します。本記事では、この手法の理論構造、評価方法、AMIとの関係を整理し、企業の脱炭素戦略に与える実務的な意味を解説します。

Scope2改定がPPA類型に与える影響と今後の調達戦略の方向性
Scope2改定により、オンサイト、オフサイト、バーチャル、蓄電池PPAといった各類型の評価は大きく変化します。時間整合性、供給可能性、追加性、電力セクター排出影響といった新たな評価軸が導入されることで、単なる再エネ調達では不十分となります。本記事では、各PPA類型の特徴と改定後の評価の違いを整理し、企業が取るべき調達戦略の方向性を解説します。
アワリーマッチングとは?

アワリーマッチングとは何か──電力と脱炭素を再定義する仕組み
アワリーマッチングとは、電力の消費と再生可能エネルギーの発電を「時間単位」で一致させることで、実際のCO₂排出削減を可視化する新しい仕組みです。
これまでの脱炭素は、年間を通じた電力量の一致によって評価されてきました。しかし再生可能エネルギーの大量導入が進む中で、「いつ発電された電力か」という時間の概念が重要になっています。当サイトでは、アワリーマッチングの基本から、その背景、制度、将来像までを体系的に整理します。

アワリーマッチングによる蓄電池事業の収益化モデル
アワリーマッチングが導入された場合、系統用蓄電池の価値を「電力の時間シフト」だけでなく、「環境価値の時間シフト」へと拡張し、新たなビジネスモデルを生み出します。従来、系統用蓄電池は、昼間の電力価格が低い時間帯に充電し、夜間など価格が高い時間帯に放電することで、いわゆるアービトラージ収益を得ることが主目的でした。しかし、アワリーマッチングの枠組みのもとでは、電気そのものに加えて、時間情報を持つ環境属性証書、すなわちGC-EAC(Granular Certificate / 時間粒度付きEAC)を組み合わせた新たな収益機会が生まれます。
LBMとアワリーマッチング
ロケーションベース手法とアワリーマッチングを用いた需給一致

ロケーションベース手法:消費の昼シフトで需要家排出係数を下げる
ロケーションベース手法では、送電網の排出係数の議論が進んでいます。排出係数は時間帯ごとに変動するため、消費タイミングによって排出量が大きく変わります。特に太陽光が多い昼間への「昼シフト」は、電力量を変えずに排出削減を実現できる有効な手段です。こうした行動変容を評価する指標として「需要家排出係数」が重要性を増しています。

発電者排出回避係数で読み解く蓄電池事業の収益化モデル
アワリーマッチングの下では、再エネ価値は時間帯ごとの需給で価格が変動し、昼間は供給過多で低価格、夜間は希少性が高まり高価格となります。このため発電者は、蓄電池や運用工夫により供給タイミングを最適化し、価値の高い時間帯に供給することが収益最大化の鍵となります。その評価指標として排出回避係数が重要となります。
各国の動き
アワリーマッチングをめぐる各国の動き

EUのPPA改革勧告:「量の調達」から「時間価値の設計」へ
欧州委員会は2026年4月、電力購入契約(PPA)の普及を阻害する要因を整理し、その解消に向けた勧告を公表しました。再生可能エネルギーの導入拡大と電力価格の安定を同時に実現するため、PPAを中核的な市場メカニズムとして再定義する動きです。今回の政策は、単なる制度改善ではなく、電力の価値を「量」から「時間」へと再定義する点に本質があります。特に、Guarantees of Origin(GO)の時間粒度化と、蓄電池を含む柔軟性との統合は、日本のPPA関係事業者にとっても無視できないインパクトを持ちます。

韓国政府「スマホは昼に充電」政策が示す次の一手
韓国政府が打ち出した「昼間充電」政策は、LNG依存を抑える新たな需要側対策として注目されています。しかし、行動変容の難しさも浮き彫りになりました。日本の実証結果を踏まえ、アワリーマッチングや需要家排出係数の活用によって、納得感ある行動変容をいかに実現できるか、その可能性を読み解きます。
プレスリリース
環境省ナッジ行動変容実証結果~電力消費昼シフト実証(上げ・下げDRによるピークカット・ピークシフト及びCO2削減)(2024年6月)
環境省ウエブサイトでのプレス発表(デコ活・ナッジ事業関連)
「北海道における電気・ガス・灯油のCO2排出量の削減を促す実証実験の結果」
「電力消費昼シフト実証の結果」
「カーボンフットプリントやコ ミットメント、ポイント等の効果を予備実証」
「住まいの省エネ」
プレスリリース:EVの「昼充電」やV2Gのタイムシフトによる環境価値を創出し取引する技術の特許を取得(2023年4月4日)
プレスリリース:トランジション・ファイナンスによる環境価値の創出量を定量的に評価する技術の特許を取得~世界の脱炭素技術・投資の有効性を統一基準で相互比較することで、脱炭素への移行を支援 (20
令和4年版環境白書に当社記事が掲載されました「ナッジを活用した行動変容」(2023年1月20日)
日本経済新聞に当社記事が掲載されました「電力シェアリング、環境配慮のツアー 移動中のCO2実質ゼロ」(2021年8月13日)
当社が提案した施策が、内閣官房長官主宰の国・地方脱炭素実現会議(第2回)での地域脱炭素ロードマップ骨子に盛り込まれました(2021年4月20日)
当社代表酒井直樹が小泉環境大臣主宰の第2回国地方脱炭素実現会議ヒアリングに参加いたしました(2021年2月22日)
日本経済新聞に当社記事が掲載されました「電力シェアリング、農家の余剰電力を融通」(2020年12月17日)
環境省プレスリリース:「ブロックチェーン技術を活用した再エネCO2削減価値創出モデル事業」における成果の社会実装・商用利用に向けたC2C取引プラットフォーム実証の開始について」(2019年8月26日)
日本経済新聞に当社記事が掲載されました「家庭のCO2排出削減分を取引、東電系など開始へ【イブニングスクープ】」(2019年8月23日)
日本経済新聞に当社記事が掲載されました「「CO2削減量」取引の初会合 ブロックチェーン活用企業から期待の声」(2018年5月25日)
日本経済新聞に当社記事が掲載されました「CO2削減分すぐ売買 ソフトバンク、ブロックチェーン活用」(2018年4月23日)
会社概要
会社名 :株式会社電力シェアリング
代表者 :代表取締役CEO酒井直樹 CTO玉置佳一
本 社 :141-0031 東京都品川区西五反田2-14-13
資本金 :1,000万円
会社設立:2017年6月
主な取引先:環境省・明電舎・東京電力・アジア開発銀行
SNS
Twitter:https://twitter.com/dsharingco
Facebook:https://www.facebook.com/dsharingco
Instagram:https://www.instagram.com/dsharingco/
役員紹介

CEO:酒井直樹
1987年 電力会社に入社。人事企画を担当
2000年 アジア開発銀行に移籍。上席気候変動専門官
2017年 ㈱電力シェアリングをアジア開発銀行の仲間と立ち上げる
学歴
1998年 シカゴ大学MBA(Dean's High Honor)
1987年 東京大学経済学部卒(国際金融)

CTO: 玉置 佳一
1981年 大阪市都市整備局にて住宅設計・住宅政策・公共建築を担当
1991年 世界銀行にてインドネシアの都市開発を担当
2001年 アジア開発銀行にて南アジア諸国の都市開発を担当
2019年 ㈱電力シェアリングに参画
学歴
1991年 Harvard University, MPA/MC
1989年 MIT, Special Program, Certificates
1981年 東京大学工学部都市工学科卒
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