インベナジー、、留寿都風力発電所でFIP転換とバーチャルPPAを活用したリファイナンスを実施
インベナジー、、留寿都風力発電所でFIP転換とバーチャルPPAを活用したリファイナンスを実施
インベナジー・ウインド合同会社は、2025年8月15日、北海道虻田郡留寿都村で運営する留寿都風力発電所について、FIP制度とバーチャルPPAを組み合わせたリファイナンスを実施したと発表しました。
同案件は、出力63MWの陸上風力発電所を対象としたもので、FIP制度による市場連動型売電とバーチャルPPAを組み合わせた国内初かつ最大規模のノンリコース型プロジェクトファイナンスとなります。主幹事金融機関はソシエテ・ジェネラル銀行とみずほ銀行が務め、20年超の事業期間を支える長期融資を組成しました。
FIPとバーチャルPPAを組み合わせた新たな資金調達モデル
留寿都風力発電所は、インベナジーが日本国内で初めて商業運転を開始した発電所です。今回のリファイナンスでは、卸電力市場で売電しながらプレミアム収入を受けるFIP制度と、企業が再エネ価値を長期的に確保するバーチャルPPAを組み合わせています。
2024年には本田技研工業株式会社とのバーチャルPPA契約を締結しており、発電所全体で年間約6万4,000トンのCO₂排出削減効果を見込んでいます。市場価格変動リスクを抑制しながら長期収益の安定化を図る仕組みとして注目されます。
再エネプロジェクトの資金調達多様化が進展
国内の再エネ事業はFITからFIPへの移行が進む中、金融機関は市場価格や需給変動を織り込んだ事業評価を求められています。今回の案件は、企業による長期的な再エネ調達契約と市場連動型制度を組み合わせることで、風力発電事業の資金調達手法の多様化を示す事例となりました。
インベナジーは日本で10年以上事業を展開しており、風力発電と太陽光発電を合わせて340MW超を開発・運営しています。今後はFIP案件やコーポレートPPAを活用した再エネプロジェクトの拡大にもつながる可能性がありそうです。
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