仏ネオエン、日本初の系統用蓄電池プロジェクト「赤穂蓄電システム」を発表

· 大規模系統用蓄電池事業

ネオエン(Neoen)は、2026年4月1日、日本初となる系統用蓄電池プロジェクト「赤穂蓄電システム」の開発を進めることを発表しました。

兵庫県赤穂市で計画される同プロジェクトは、出力100MW、蓄電容量400MWhの4時間蓄電池で構成されます。運転開始後は日本最大級の系統用蓄電池の一つとなる見込みです。発表は、エマニュエル・マクロン仏大統領の訪日に合わせて東京で開催された日仏ビジネスフォーラムで行われました。

2028年の運転開始を予定

ネオエンは2025年に開発権を取得し、2026年1月には関西電力との系統接続契約を締結しました。今後数カ月以内に着工通知(NTP)の発出を予定しており、2028年の運転開始を目指しています。

蓄電池は再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、需給調整や系統安定化に活用されます。4時間の長時間蓄電機能を備えることで、電力供給の柔軟性向上やレジリエンス強化への貢献が期待されています。

グローバル蓄電池事業を日本へ展開

ネオエンはフランス・パリに本社を置く再生可能エネルギー事業者で、太陽光発電、風力発電、蓄電池事業を世界15カ国で展開しています。蓄電池分野では、オーストラリアの「ホーンズデール・パワー・リザーブ」をはじめ、世界7カ国で合計2.8GW/8.1GWhの蓄電池ポートフォリオを保有しています。

国内では再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、大規模蓄電池への投資が活発化しています。海外大手事業者の参入により、日本の系統用蓄電池市場の競争と投資がさらに進む可能性がありそうです。

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