三菱HCキャピタルとブルックフィールド、欧州再エネ資産570MW取得へ向け合弁事業を始動
三菱HCキャピタルとブルックフィールド、欧州再エネ資産570MW取得へ向け合弁事業を始動
三菱HCキャピタルは、2026年6月10日、ブルックフィールドとの共同による再生可能エネルギー事業の推進に向け、合弁会社(JV)の設立に関する株主間契約を締結したと発表しました。
欧州6カ国の再エネ資産を取得
両社はJVへそれぞれ50%を出資します。JVは、英国、スペイン、スウェーデン、フィンランド、フランス、アイルランドの6カ国に分散する太陽光発電所および陸上風力発電所の取得契約も締結しました。

対象資産の発電容量は合計約570MWで、取得額は約4億ユーロ(約743億円)です。欧州各国に分散した発電ポートフォリオを確保することで、早期に一定規模の再エネ事業基盤の構築を目指すとしています。
長期売電契約による収益基盤を確保
取得対象資産の多くは、投資適格格付を有する需要家との長期売電契約(PPA)を締結しているとされ、安定したキャッシュフローの確保が期待されます。
欧州では電力需要の増加が見込まれており、地域分散型の再エネ資産と長期契約を組み合わせることで、市場価格変動の影響を抑えながら収益基盤の強化につながる可能性があります。JVの設立および資産取得は必要な許認可取得などを経て進められ、2026年8月までの事業開始を見込んでいるそうです。
グローバル市場での事業拡大を視野
今回のJVでは、三菱HCキャピタルの金融・事業投資機能と、ブルックフィールドの再エネ開発・運営および資産運用の知見を組み合わせる方針です。
両社は今後、欧米に加えオーストラリアも含む市場で再エネ投資機会の獲得を進め、事業規模の拡大を図る考えを示しています。
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