東京電力パワーグリッド、系統情報の誤掲載と接続検討回答誤りを公表
東京電力パワーグリッド、系統情報の誤掲載と接続検討回答誤りを公表
東京電力パワーグリッド株式会社は、2026年6月2日、ホームページで公開していた系統情報の一部に誤りがあったこと、および再生可能エネルギー設備などの系統接続に関する事前相談・接続検討への回答内容の一部に誤りがあったことを発表しました。

同社によると、2026年1月に事業者からの問い合わせを受けて調査を実施した結果、系統構成や予想潮流に関する情報などホームページ上の公開情報で6,552箇所の誤掲載を確認しました。これに伴い公開を一時停止し、修正後に再開しています。
接続検討で2,766件の回答誤り
誤った系統情報を参照していた影響により、事前相談および接続検討における回答内容にも誤りが発生していました。
影響を受けた事業者は事前相談366者、接続検討311者の計589者で、誤りを含む回答件数は事前相談1,692件、接続検討1,074件、合計2,766件に上ります。調査対象は過去5年分の案件です。
誤回答の内容には、系統混雑の発生見込みや送変電設備の熱容量、運用容量、空容量などが含まれていました。一方で、接続可能可否の判断や工事費負担金、接続までの工期に関する回答誤りは確認されていないとしています。
再エネ開発の基礎情報に影響
系統空容量や予想潮流、出力制御の見通しは、太陽光発電所や蓄電所、風力発電所などの立地選定や事業性評価の初期段階で参照される重要な情報です。
東京電力パワーグリッドは対象事業者への個別連絡を開始しており、誤情報の発生原因を調査した上で再発防止策を講じる方針です。経済産業省も同日、電気事業法に基づく報告徴収を実施しており、今後は事業者への影響や情報管理体制の検証が進む見通しです。
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