ポート、栃木・滋賀・長野で系統用蓄電所3案件を追加開発 2027年3月期に最大10カ所体制へ

· 蓄電池事業

ポート株式会社は、2026年5月26日、栃木都賀蓄電所、滋賀彦根蓄電所、長野佐久第二蓄電所の3案件について開発投資を決定したと発表しました

3案件合計で約24MWh規模を計画

新たに開発を決定した3案件はいずれも系統用蓄電所で、蓄電池出力は各約2MW、蓄電池容量は各約8MWhです。

所在地は栃木県栃木市、滋賀県彦根市、長野県佐久市で、それぞれ東京電力エリア、関西電力エリア、中部電力エリアに接続されます。着工は2026年6~7月頃を予定しており、運転開始は栃木都賀蓄電所が2027年1月頃、滋賀彦根蓄電所が2027年9月頃、長野佐久第二蓄電所が2027年12月頃を見込んでいます。

3案件への投資額は合計約12億円となる計画です。

FY26で7案件、最大10カ所開発を目指す

同社は2026年4月17日に系統用蓄電所事業への本格参入を決定しており、今回の3案件を含めると2027年3月期における開発投資決定案件は合計7カ所となります。

すでに群馬県内の3カ所で系統用蓄電所を稼働しており、需給調整市場での取引も開始しています。ポート群馬伊勢崎第一蓄電所では2025年10月から、ポート群馬太田蓄電所では2025年12月から、ポート群馬伊勢崎第二蓄電所では2026年4月から市場取引を開始しました。

同社は2027年3月期中に最大10カ所程度の系統用蓄電所開発を目指しており、今回の追加投資はその一環となります。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、需給調整市場や容量市場で活用される系統用蓄電池への投資競争が活発化しており、中小規模案件を複数展開する事業モデルの動向も注目されそうです。

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