日本蓄電開発機構、埼玉県上里町で2MW・5MWhの七本木蓄電所が受電 3月中に2案件連続で系統接続

· 蓄電池事業

日本蓄電開発機構株式会社は、2026年3月31日、埼玉県児玉郡上里町で開発を進めていた系統用蓄電池「七本木蓄電所」の受電完了について発表しました

七本木蓄電所は、出力2MW、蓄電容量5MWhの系統用蓄電池で、2025年12月15日に着工し、約3カ月半で受電に至りました。JESDIにとって、滋賀県愛荘町、埼玉県熊谷市の上奈良蓄電所に続く国内3カ所目の蓄電所となります。

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本事業では、日本蓄電開発機構が事業主体として開発全体を統括しました。建設はEPC事業者であるイー・トップ株式会社が担当し、蓄電池システムはHOBE ENERGY株式会社が供給しています。

採用されたのはHOBE ENERGY製のLFP(リン酸鉄リチウムイオン)方式5ftコンパクト型蓄電システムです。一般的な20ftコンテナ型より小型で、搬入経路が狭い場所や制約の多い用地でも設置しやすい特徴があります。

また、株式会社RUTILEAはアグリゲーター兼運用支援事業者として参画し、AIを活用した充放電制御や需給調整市場への参入支援を担います。

一次調整力市場への参入を見据える

七本木蓄電所は電力系統の周波数維持に活用される一次調整力向け設備として運用される予定です。JESDIは2026年3月27日に受電した上奈良蓄電所に続き、わずか4日後に本案件を受電しており、複数案件を並行して推進できる開発体制を構築したことがうかがえます。

系統用蓄電池市場では、用地確保から設計、施工、系統連系、市場参入までを短期間で実現できる事業者への期待が高まっています。今回の受電は、再エネ導入拡大や需給調整力確保を支える蓄電インフラ整備の加速につながるものとみられます。

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