イーレックス、太陽光併設型蓄電池の初案件に投資決定 福岡県宗像市で2027年度上期運開へ
イーレックス、太陽光併設型蓄電池の初案件に投資決定 福岡県宗像市で2027年度上期運開へ
イーレックス株式会社は、2026年3月31日、太陽光発電所に蓄電池を併設する初の投資案件を決定したと発表しました。
本プロジェクトは、福岡県宗像市の宗像アスティ太陽光発電所に蓄電池を設置するもので、2027年度上期の運転開始を予定しています。蓄電池の定格出力は1,980kW、蓄電容量は8,147kWhで、電池方式にはリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用します。
FITからFIPへ移行し蓄電池を活用
事業では、既存の太陽光発電所をFIT制度からFIP制度へ移行し、イーレックスが蓄電池事業者兼アグリゲーターとして運用を担います。

同社は発電所から再エネ電力を調達し、市場価格が低い時間帯に充電、高い時間帯に放電することで収益化を図ります。加えて、再エネ出力制御の回避や発電電力の有効活用を進める方針です。
発電所の所有者は西日本プラント工業の100%子会社である宗像アスティ太陽光発電株式会社で、EPCおよび保守も西日本プラント工業が担当します。
アグリゲーション事業拡大の一環
日本では第7次エネルギー基本計画において、2040年度の再エネ比率を40~50%程度へ引き上げる方針が示されています。再エネ主力電源化が進む中、蓄電池を活用した需給調整やアグリゲーションの重要性は高まっています。
イーレックスは既に宮崎県串間市で2MW・8MWhの系統用蓄電池事業を進めており、本案件は再エネ併設型蓄電池分野への本格参入となります。今後は裁定取引に加え、周波数調整力や地域での再エネ活用など、新たな価値創出も検討するとしています。
一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

