東北電力グループ、再エネ電力の卸販売を開始へ 2027年度向けに水力・風力・地熱を組み合わせ

· アワリーマッチング,非化石証書,電力小売,再エネ,電力システム改革

東北電力グループは、2026年6月9日、同グループが保有する再生可能エネルギー電源を組み合わせた再エネ電力の卸販売を2027年度向けに開始すると発表しました。

Section image

本取り組みでは、東北電力が保有する水力発電所および風力発電所、ならびにグループ子会社が保有する地熱発電所の電力に、非FIT非化石証書を付与した再エネ電力を小売電気事業者向けに卸入札で販売します。東北電力グループが再エネ電源を特定した形で卸販売を実施するのは初めてです。

販売する再エネ電力は、再エネ由来の電力と当該電源由来の非化石証書をセットで提供するもので、需要家は再エネ価値を明確に訴求できます。また、水力・風力・地熱を組み合わせることで、昼夜や天候に左右されにくい安定したベースロード型の再エネ電源として活用できる点も特徴です。

さらに、東北エリアの再エネ電源を活用することから、小売電気事業者は東北産の再エネ電力として販売でき、需要家側も地域由来の再エネ利用を公表できる地産地消型の商品となります。

同社は「2026年度東北電力グループ経営計画」において、戦略的な卸売強化と需給最適化を掲げており、今回の取り組みを通じて再エネ市場の拡大や顧客ニーズの多様化に対応するとしています。2030年代に向けた中長期ビジョンの実現に向け、再エネ価値を活用した新たな電力販売モデルの展開を進めます。

一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

Section image