泓徳能源、日本の長期脱炭素電源オークションで約160MWの蓄電池案件を落札

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台湾のスマートエネルギー企業である泓徳能源(HDRE)は、2026年5月25日、日本の長期脱炭素電源オークション(LTDA)において、リチウムイオン蓄電池案件約160MWを落札したと発表しました。同社は2024年から3年連続でLTDAに参加しており、累計落札容量は約560MWに達しました。

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今回落札した案件は、鹿児島県と宮城県に所在する系統用蓄電池プロジェクトです。2026年度公表のLTDA結果では、リチウムイオン蓄電池全体の落札容量は約552MWとなっており、HDREはそのうち約3割を占めた形です。同社は2024年度に約100MW、2025年度に約300MWを落札しており、日本市場での事業規模を段階的に拡大しています。

容量市場と卸市場を組み合わせた運用へ

HDREは、落札した蓄電池案件について、容量市場収入と電力取引市場を組み合わせた運用を進める方針を示しています。需給調整や市場価格変動への対応を通じて、長期的な収益基盤の構築を目指す考えです。

日本では、再生可能エネルギー導入拡大に伴い、出力変動への対応力として系統用蓄電池への期待が高まっています。長期脱炭素電源オークションでは、こうした蓄電池を含む脱炭素電源に対して長期固定収入を付与する制度設計が進められており、海外事業者の参入も増加している状況です。

日本で3.4GWの開発目標

HDREは、日本を主要海外市場の一つと位置付けており、2029年までに日本国内で3.4GW規模の開発を目指しています。グローバル全体では、台湾、日本、オーストラリアを中心に、開発中・計画中・運転中案件を合わせて9.4GW規模のパイプライン構築を掲げています。

蓄電池の大量導入が進めば、再エネの出力変動吸収や市場価格安定化への寄与も期待されそうです。

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