オリックス、滋賀県米原市で134MW・548MWhの大型蓄電所を建設へ
オリックス、滋賀県米原市で134MW・548MWhの大型蓄電所を建設へ
オリックス株式会社は、2024年5月30日、滋賀県米原市で系統用蓄電所「米原湖東蓄電所」を建設すると発表しました。2024年11月に着工し、2027年の運転開始を予定しています。
同蓄電所は、定格出力134MW、定格容量548MWhのリチウムイオン蓄電池を採用する計画です。長期脱炭素電源オークションで落札した案件であり、運転開始後は国内最大級の系統用蓄電所の一つとなる見込みです。建設地には米原市の市有地約2万6,000平方メートルを活用し、蓄電池コンテナ140台を設置します。
長期脱炭素電源オークションを活用
本プロジェクトは、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が実施する長期脱炭素電源オークションの対象案件です。同制度は新たな脱炭素電源への投資を促進する仕組みで、原則20年間の固定収入が確保されることから、大規模蓄電池への長期投資を後押ししています。
定格容量548MWhは、1日1サイクルの充放電を行った場合、一般家庭約4.8万世帯の1日分の電力使用量に相当するとされています。
再エネ拡大を支える蓄電インフラ
系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの発電量が多い時間帯に充電し、需要が高い時間帯に放電することで、電力需給の安定化に貢献します。太陽光発電や風力発電の導入拡大に伴い、出力変動への対応手段として重要性が高まっています。
オリックスは2022年から蓄電所事業へ参入しており、和歌山県の紀の川蓄電所(48MW・113MWh)に続く大型案件となります。米原湖東蓄電所の整備は、関西エリアにおける電力系統の柔軟性向上や再生可能エネルギーの有効活用につながることが期待されます。
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