グリーンパワー下北、107.5MW級陸上風力発電事業の環境アセス完了 2030年運転開始へ

· 風力発電事業

合同会社グリーンパワー下北は、2026年3月30日、「下北風力発電事業」の環境影響評価書を公告・縦覧し、環境影響評価手続きを完了したと発表しました

同事業は青森県むつ市、東通村、六ヶ所村、横浜町にまたがる下北丘陵の尾根部で計画されている大規模陸上風力発電事業です。事業実施区域は約371haで、出力4.3MW級の風力発電機26基を設置し、総設備容量は約107.5MWとなる予定です。

下北半島で大規模風力発電所を整備

事業者は、これまで開発を進めてきた株式会社グリーンパワーインベストメントから事業を承継した特別目的会社(SPC)である合同会社グリーンパワー下北です。

発電設備は下北半島中央部の尾根沿いに設置され、青森県内有数の風況を活用します。一方で、系統接続容量の制約により、連系出力は96MWに制御される見込みとなっています。

2026年着工、2030年1月運転開始を計画

同事業は2026年4月の着工を予定しており、2030年1月の運転開始を目指しています。環境影響評価手続きは2014年の計画段階環境配慮書から開始され、方法書、準備書を経て約11年をかけて完了しました。

東北地域では再生可能エネルギー導入拡大が進む一方、送電網制約が課題となっています。本事業は系統制約下で進む大規模陸上風力開発の代表事例の一つであり、青森県における再エネ供給力拡大や脱炭素化への貢献が期待されます。

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