スパークス、100億円規模を目指す市場運用型蓄電所ファンドを設立

· 蓄電池企業,蓄電池一般

スパークス・グループ株式会社は、2026年3月30日、市場運用型の系統用蓄電所事業を主な投資対象とする「スパークス・蓄電所ファンド」を設立したと発表しました

同ファンドは、需給調整市場、卸電力市場、容量市場を活用して収益獲得を目指すマーチャント型蓄電所事業への投資を行うものです。スパークス・グループが無限責任組合員(GP)を務め、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運用代理人を担当します。株式会社りそな銀行、ヒューリック株式会社、株式会社常陽銀行などが出資し、2026年3月時点で総額61億円の組合契約を締結しました。今後、2026年7月末まで募集を継続し、最終的に100億円規模のファンド組成を目指します。

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電力市場を活用するマーチャント型蓄電池に投資

投資対象となる蓄電所は、長期固定契約に依存せず、市場価格や需給状況に応じて充放電を行う事業モデルを採用します。需給調整市場やJEPX卸電力市場、容量市場を組み合わせることで収益最大化を図る計画です。

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、出力変動への対応や調整力の確保が重要課題となる中、系統用蓄電池は次世代電力インフラとして注目を集めています。

SGETの再エネ開発実績を活用

スパークスグループ傘下のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社(SGET)は、全国349カ所、合計727MWの再生可能エネルギー事業の開発・運営実績を有しています。さらに、蓄電所事業では全国5カ所・合計230MW、水素事業では年間100トン規模のグリーン水素製造設備の開発を進めています。

機関投資家資金を活用した蓄電池ファンドの拡大により、再エネの出力変動対策や電力系統の柔軟性向上が進み、脱炭素社会の実現を支える新たな投資分野として市場の成長が期待されます。

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