ブルームバーグNEF、蓄電池コスト急落で市場予測を上方修正

· 蓄電池一般

BloombergNEFは、2026年2月18日、蓄電池プロジェクトの発電コストが過去最低水準に到達したことを発表しました。その後も各種報道が上方修正を伝えています。

BloombergNEFによると、4時間型系統用蓄電池の均等化発電コスト(LCOE)は2025年に78ドル/MWhとなり、前年比27%低下しました。2009年の調査開始以来で最も低い水準です。背景にはEV向け電池産業の急拡大による生産能力過剰、メーカー間競争の激化、システム設計の改善があるとしています。

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市場拡大が価格下落を加速

近年の蓄電池市場はBloombergNEFの予測を上回るペースで成長を続けています。定置用蓄電池向け電池価格は70ドル/kWhまで低下し、世界各地で大型蓄電所の導入が急増しています。2025年には太陽光発電と蓄電池を組み合わせた案件が87GW導入され、平均コストは57ドル/MWhとなりました。

ガス火力を下回る新たな転換点

一方、新設ガス火力発電所(CCGT)の発電コストは102ドル/MWhと前年比16%上昇しました。データセンター向け電力需要の増加によりガスタービン価格が高騰しているためです。BloombergNEFは、蓄電池の経済性向上によって、従来ガス火力が担ってきたピーク電源や需給調整機能を蓄電池が代替する流れが加速するとみています。今後も市場拡大と技術革新により、蓄電池コストのさらなる低下が見込まれそうです。

出典:BloombergNEF

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