IEA、2026年の世界EV販売2300万台を予測 中国集中による寡占リスクも浮上
IEA、2026年の世界EV販売2300万台を予測 中国集中による寡占リスクも浮上
·
EV市場は拡大継続、欧州・新興国も成長
IEAによると、2025年の世界EV販売は前年比20%増の2,000万台超となり、新車販売の4台に1台がEVとなりました。2026年も市場拡大が続き、欧州では新車の3台に1台がEV化する見込みです。 (IEA)

一方、中国市場は成長継続が予想されるものの、補助金終了や景気減速の影響で伸び率は鈍化しています。それでも中国メーカーの輸出拡大は続いており、中国製EVは東南アジアや中南米、欧州市場で急速にシェアを高めています。 (IEA)
中国勢の供給集中が新たな論点に
IEAは、中国が2025年時点で世界EV生産の約75%を占めている点にも言及しています。欧州で販売されるEVの約22%が中国製となるなど、価格競争力を背景に存在感を強めています。 (Reuters)
その一方で、サプライチェーンや電池素材、車載ソフトウェアを含めた中国依存の高まりは、各国にとってエネルギー安全保障や産業政策上の新たなリスクにもなっています。欧米では関税導入や国内生産支援策が相次いでおり、「脱炭素」と「経済安全保障」の両立が政策課題として浮上しています。
エネルギー危機がEV普及を後押し
IEAは、中東情勢による原油価格上昇もEV普及を後押ししていると分析しています。ガソリン価格高騰がエネルギー安全保障への関心を高め、各国政府がEV導入支援を維持・強化する可能性もあるとみられています。 (IEA)
一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

