データセンターの脱炭素化。北海道大学で実稼働、エフサステクノロジーズが推進するGPUリソース最適化技術によるデータセンター省エネ化
データセンターの脱炭素化。北海道大学で実稼働、エフサステクノロジーズが推進するGPUリソース最適化技術によるデータセンター省エネ化
環境省は、2026年3月、「データセンターによる再エネ利活用の促進に関するアニュアルレポート」を発行しました。この中で、データセンターの脱炭素化の好事例を紹介しています。
北海道大学で実稼働、エフサステクノロジーズが推進するGPUリソース最適化技術によるデータセンター省エネ化
AI需要の急増とハードウェアリソースの効率的な運用
近年、生成AIの急速な普及に伴い、データセンターにおける演算処理能力への需要が爆発的に増加しています。特にAIの学習や推論に不可欠なGPUは、大量の電力を消費することが大きな課題となっています。
この課題に対応するため、エフサステクノロジーズ株式会社は、ハードウェアリソースを柔軟に配備および解放できる最新技術であるPRIMERGY CDIを開発し、北海道大学の研究クラウドシステムなどで実稼働させています。

特定のサーバーにリソースを固定せず、処理負荷に応じて必要な分だけGPUを割り当てることで、システム全体の運用効率を飛躍的に向上させることが可能です。
GPUの稼働制御による抜本的な消費電力の削減
この技術の最大の特長は、AI推論処理などの負荷が増大した際に迅速にリソースを増設できる点に加えて、負荷が少ない時にはGPUを電源制御によってオフにできる点にあります。
これにより、不必要な電力消費を極限まで抑えることができ、データセンターの省エネ化に大きく貢献します。高性能なハードウェアを効率的にシェアリングすることで、システム規模の適正化と運用コストの削減を同時に実現し、持続可能なデータセンター運営の新たな標準を提示しています。
教育機関や法人の研究基盤において、計算能力と環境配慮を両立させるこの取り組みは、今後のインフラ構築における重要なモデルケースとなります。
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