シーテック、三重県津市の卒FIT風力発電所からパワーエックスへ4MWの電力調達を開始

· 風力発電事業

パワーエックスは、2026年6月1日、三重県津市の陸上風力発電所「ウインドパーク美里」からの卒FIT電力の調達開始を発表しました

Section image

同発電所は株式会社シーテックが保有し、定格容量16,000kW(2,000kW×8基)の風力発電設備として2006年に運転を開始しました。FIT制度適用後、風力発電に設定された20年間の買取期間が満了したことから卒FIT電源へ移行しています。今回、株式会社再生可能エネルギー推進機構(REPO)が風力アグリゲーションを行い、そのうち4,000kW分の電力をパワーエックスが調達します。

卒FIT風力を法人向け電力サービスに活用

調達した電力は、パワーエックスの法人向け電力サービスの供給電源として利用されます。契約期間は2026年6月から2029年5月までの3年間です。

近年は卒FIT太陽光発電所の活用が進んでいますが、風力発電は夜間も発電できる特性を持ち、天候による出力変動の影響を受けながらも太陽光とは異なる発電パターンを有しています。こうした電源を組み合わせることで、再生可能エネルギーの供給安定化や電源ポートフォリオの多様化につながる可能性があります。

2032年以降は卒FIT電源の拡大も

FIT制度の下で導入された再生可能エネルギー設備は、今後順次買取期間の満了を迎えます。風力発電では20年間の固定価格買取期間が設定されており、2032年以降はFIT制度下で新設された設備も本格的に卒FIT化が進む見通しです。

卒FIT電源の活用は、既設再エネ設備の継続運用を促すとともに、新規開発だけに依存しない脱炭素電源の確保や電気料金の安定化にも寄与するとみられています。

調達概要

・発電所:ウインドパーク美里(三重県津市美里町)

・発電所保有者:株式会社シーテック

・発電所定格容量:16,000kW(2,000kW×8基)

・調達容量:4,000kW

・風力アグリゲーター:株式会社再生可能エネルギー推進機構(REPO)

・調達期間:2026年6月~2029年5月

一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

Section image