東京都、住宅用太陽光パネルのリサイクル事業者を公募 再生利用率80%以上を要件化

· 太陽光発電

東京都は、2026年6月4日、使用済住宅用太陽光パネルのリサイクルを行う産業廃棄物中間処理業者の公募を発表しました

東京都は、使用済住宅用太陽光パネルの高度循環利用を促進するため、あらかじめ指定したリサイクル施設に処理を委託する事業者や排出者に対し、処理費用の一部を補助する制度を運用しています。今回の公募は、その対象となるリサイクル施設を拡充することが目的です。

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再生利用率80%以上の高度リサイクルを求める

公募対象は首都圏に施設を有する産業廃棄物中間処理業者です。シリコン系住宅用太陽光パネルを対象とし、アルミフレームやガラスを分離して再生利用するほか、セル、封止材、バックシートについても有用金属回収、スラグ化による再利用、熱回収などを実施することが求められます。

再生利用と熱回収を合わせた処理重量は、パネル総重量の80%以上とする必要があります。ただし、熱回収として算入できる割合は総重量の20%までに制限されています。

処理実績を持つ事業者を選定

応募事業者には、2020年4月1日から申請前月末までの期間において、首都圏で使用済太陽光パネルの中間処理を1年以上実施した実績が求められます。

公募期間は2026年6月4日から11月6日まで。東京都が委託する調査機関が書類審査や現地調査を実施し、その結果を踏まえて東京都が指定事業者を決定します。

国内では2010年代前半に導入された住宅用太陽光発電設備が更新時期を迎えつつあり、2030年代にかけて大量廃棄が見込まれています。ガラスやアルミに加え、銀などの有価金属を含む太陽光パネルの資源循環体制整備が進むことで、サーキュラーエコノミーの推進や廃棄物削減への効果が期待されます。

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