フォード、米国初の量産EV向けLFP電池セル生産を開始 2027年投入の低価格EVピックアップに採用

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Ford Motor Companyは、2026年6月16日、米ミシガン州の「BlueOval Battery Park Michigan」において、リン酸鉄リチウム(LFP)電池セルの生産工程が新たな段階に到達したと発表しました

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同工場では、LFP角形セルのフルセル生産を開始しました。Fordは量産向け電池の出荷準備を進めており、米国で一般向け量産EV用LFP電池を生産する初の自動車メーカーを目指しています。

CATL技術を活用した米国内電池生産

BlueOval Battery Park Michiganでは、中国CATLからライセンス供与を受けた技術を活用しながら、Fordが工場を所有・運営しています。

現在は量産前検証用セルの製造が進められており、スラリー製造、塗工、組立、エージング、最終検査までの工程が稼働しています。Fordは品質管理を強化しながら量産体制の構築を進めており、工場では既に500人超を雇用しているとしています。

2027年投入の低価格EV向け電池を製造

生産されるLFP電池は、Fordが2027年に投入予定の新型ミッドサイズ電動ピックアップ向けに採用される計画です。同車は新たなUniversal Electric Vehicle(UEV)プラットフォームを採用し、販売価格は約3万ドルからとなる見通しです。

LFP電池はニッケルやコバルトを使用しないためコスト競争力が高く、安全性や耐久性にも優れるとされています。Fordは、より手頃な価格のEV普及と米国内サプライチェーン強化につながる取り組みになるとの見方を示しています。

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