丸紅、台湾900MW級LNG火力発電事業の持分売却を完了

· 火力発電

丸紅は、2026年6月1日、台湾でLNG焚き複合火力発電事業を運営する長生電力股份有限公司の保有株式40%全てを、同社の最大株主であるJack Wang Motorsグループへ譲渡したと発表しました

台湾北部の900MW発電所から撤退

長生電力は台湾北部の桃園市において、総発電容量900MWのLNG焚き複合火力発電所を運営しています。台湾の公営電力会社である台湾電力公司(Taipower)との長期売電契約に基づき発電事業を展開しており、台湾の安定的な電力供給を支えてきました。

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丸紅グループは1995年に同事業へ参画し、開発・建設から運営まで約30年にわたり関与してきました。台湾では近年、半導体産業やデータセンター需要の増加を背景に電力需要が拡大しており、LNG火力は電力安定供給の重要な役割を担っています。

資産入替えで成長分野へ投資

今回の株式譲渡は、丸紅が推進する中期経営戦略「GC2027」に基づくポートフォリオ見直しの一環です。成熟した発電資産の売却によって投資資金を回収し、新たな成長分野へ資本を振り向ける方針とみられます。

総合商社各社は近年、再生可能エネルギー、蓄電池、水素、データインフラなどへの投資を拡大しており、既存電源資産の売却と新規投資を組み合わせた資産循環型経営が加速しています。今回の案件も、こうした事業ポートフォリオ転換の流れを示す事例といえそうです。

出典:丸紅

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