株式会社ヘリオス、低圧蓄電池を束ねるアグリゲーションサービスの受注を開始

· 蓄電池,DR・VPP

株式会社ヘリオスは、2026年6月16日、低圧系統用蓄電池をクラウド上で統合制御する「低圧アグリゲーションサービス」の受注開始を発表しました

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同サービスは、複数の低圧蓄電所を仮想的に束ね、高圧蓄電所と同等の制御単位として運用できる仕組みです。低圧区画に設置された蓄電池をクラウド上の仮想EMSで管理し、充放電制御や供出可能量の管理、アグリゲータシステムとの連携を実現するとしています。1グループあたり約25台の低圧蓄電所を統合し、1MW以上のアグリゲーション単位の形成を目指します。

低圧蓄電池の市場活用を支援

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、需給調整市場やJEPX市場で活用できる調整力の確保が重要になっています。一方、低圧蓄電所は1地点あたりの容量が小さく、単独では市場参加要件を満たしにくい課題がありました。

ヘリオスは、各拠点のSOC(充電率)、供出可能量、通信状態、停止リスクなどをクラウド上で一元管理することで、分散型エネルギーリソースを市場取引可能な規模へ統合する基盤を提供するとしています。

EMSと周波数計測技術を活用

同社は全国約600カ所、約2.5GW規模の特別高圧・高圧太陽光発電所向け監視サービスを展開しており、そのEMSやVPPシステムの開発実績を活用します。アグリゲータ各社との接続にはOpenADRやEMSAPIを採用し、一次・二次・三次調整力市場への対応を想定しています。

また、制御端末にはJC-STAR★1取得済みの「HELIOS-B4」シリーズを採用し、自社開発の周波数計測装置を組み合わせることで、±0.01Hzの計測精度と最小1.7msの低遅延通信を実現するとしています。低圧蓄電池の普及拡大に伴い、分散型調整力の活用や電力系統の柔軟性向上への貢献が期待されます。

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