全国450か所の太陽光発電から電力調達、Amazonが日本で展開する国内最大規模のコーポレートPPA

· データセンター再エネ

環境省は、2026年3月、「データセンターによる再エネ利活用の促進に関するアニュアルレポート」を発行しました。この中で、データセンターの脱炭素化の好事例を紹介しています。

全国450か所の太陽光発電から電力調達、Amazonが日本で展開する国内最大規模のコーポレートPPA

クラウド基盤の脱炭素化を支える巨大なクリーン電力網

世界中でクラウドサービスを展開するAmazonは、事業活動で消費するエネルギーを2025年までに100パーセント再生可能エネルギーで賄うという強力な目標を掲げています。

日本国内においてもデータセンター群のクリーン化を急速に進めており、その中核となるのが三菱商事グループを中心とした事業体との間で締結された大規模なコーポレートPPAです。この契約により、Amazonは首都圏と東北地方を中心とする全国約450か所に新設された太陽光発電所から、合計22メガワットに及ぶクリーンな電力を長期かつ安定的に直接購入し、自社のデータセンターの稼働エネルギーとして利用しています。

Section image

発電量予測と需給調整を組み込んだ先進的な調達モデ

太陽光発電を利用したコーポレートPPAは環境価値が高い反面、天候による発電量の変動リスクが伴います。この課題に対し、本プロジェクトではアイルランドの電力取引支援企業の技術を導入し、精度の高い発電量予測と需給バランスの調整を行っています。

電力の不足分や余剰分によって生じるインバランスコストをヘッジしながら、三菱商事グループが電力を小売供給することで、需要家であるAmazonはリスクを抑えながら巨大なクリーン電力を活用することができます。既存の証書購入にとどまらず、日本国内に新たな再生可能エネルギー発電所を創出する追加性を持った、極めて意義深い取り組みです。

一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

Section image