イーレックス、東京電力エリアで2MW・8MWhの系統用蓄電池第2号案件に投資決定。グリーンエナジー&カンパニー系が工事請負
イーレックス、東京電力エリアで2MW・8MWhの系統用蓄電池第2号案件に投資決定。グリーンエナジー&カンパニー系が工事請負
イーレックス株式会社は、2026年1月9日、東京電力管内において出力2MW、蓄電容量8MWhの系統用蓄電池第2号案件への投資を決定したと発表しました。

本案件は、2025年9月に公表した宮崎県串間市の第1号案件に続く系統用蓄電池プロジェクトです。2025年12月26日に株式会社グリーンエナジー&カンパニーの100%子会社である株式会社グリーンエナジー・プラスとの間で工事請負契約を締結しており、2026年度第3四半期の運転開始を予定しています。
東京電力エリアで蓄電池事業を拡大
本プロジェクトは、イーレックスが推進するアグリゲーション事業の一環として開発される系統用蓄電池です。設備規模は出力2MW、蓄電容量8MWhで、第1号案件と同規模となります。
蓄電池は再生可能エネルギーの余剰電力を吸収し、需要が高い時間帯に放電することで電力需給の安定化に貢献します。東京電力エリアは国内最大級の電力需要地であり、今後の再エネ導入拡大に伴い、蓄電池による調整力や柔軟性の需要がさらに高まるとみられています。
第7次エネルギー基本計画を見据えた投資
イーレックスは投資決定の背景として、2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画を挙げています。同計画では、2023年度時点で22.9%だった再生可能エネルギー比率を2040年度に40~50%程度まで高める方針が示されています。
発電電力量も2023年度の9,854億kWhから2040年度には11,000~12,000億kWhへ増加する見通しであり、再エネの大量導入を支える調整力確保が重要な課題となっています。こうした環境変化を踏まえ、同社は蓄電池事業を成長分野として位置付けています。
市場横断型の蓄電池運用モデルを構築
イーレックスは2026年4月に商業運転を開始した宮崎県串間市の第1号案件において、需給調整市場、容量市場、卸電力市場を組み合わせた運用モデルの構築を進めています。
今回の第2号案件も同様に、複数市場を横断した収益機会の創出を視野に入れたプロジェクトとなります。第1号案件で蓄積した運用ノウハウを活用しながら、蓄電池ポートフォリオの拡大と収益基盤の強化を進める考えです。
出典:イーレックス株式会社
一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

