テスホールディングスと大和エナジー・インフラ、2GWh規模の系統用蓄電池事業化に向け協業
テスホールディングスと大和エナジー・インフラ、2GWh規模の系統用蓄電池事業化に向け協業
テスホールディングス株式会社は、2025年2月6日、連結子会社のテス・エンジニアリング株式会社と大和エナジー・インフラ株式会社が、日本国内における合計2GWhの系統用蓄電池案件の事業化を目指す協業に関する覚書を締結したと発表しました。

両社は同日、調印式を実施し、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い需要が高まる系統用蓄電池分野で連携を進めます。再エネの出力変動に対応しながら電力系統の安定化を図るインフラ整備を共同で推進する考えです。
開発力と投資力を組み合わせた事業展開
テス・エンジニアリングは、FIT制度を活用した太陽光発電所開発を中心に事業を展開しており、2024年12月時点で累計500MW超の再生可能エネルギー発電所開発実績を有しています。中期経営計画「TX2030」では、2030年までに700MW以上の系統用蓄電所開発を進める方針を掲げています。
一方、大和証券グループの再エネ・インフラ投資会社である大和エナジー・インフラは、国内外の太陽光・風力発電事業などへの投資を進めており、2024年3月時点の投資残高は約1,700億円に達しています。蓄電池分野では、北海道における大規模系統用蓄電池事業への投資実績も持っています。
国内蓄電池市場の拡大を見据える
今回の協業では、テスグループの再エネ開発・EPCノウハウと、大和エナジー・インフラのファイナンスおよびアセットマネジメント機能を組み合わせ、国内各地で蓄電池案件の組成を進める方針です。
2GWhという規模は、現在国内で計画が進む系統用蓄電池案件群の中でも大規模な水準に位置付けられます。再エネ導入拡大に伴う出力変動対策や需給調整力の確保、電力市場の柔軟性向上への寄与が期待されるところです。
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