関西電力、姫路第一発電所を195万kW級高効率LNG火力へ更新 2033年度以降の運開目指す

· 火力発電,水素アンモニア

関西電力は、2026年5月18日、姫路第一発電所について、高効率コンバインドサイクル発電設備への更新計画を進めると発表しました

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対象となる姫路第一発電所は兵庫県姫路市飾磨区に位置するLNG火力発電所です。現在は5号機・6号機合計で約144.2万kWの出力を有していますが、更新後は65万kW級設備3基による約195万kW級へ拡大する計画です。

発電方式は引き続きコンバインドサイクル発電を採用します。発電効率は低位発熱量基準で現行の約54%から約63%へ向上する見込みで、天然ガス使用量やCO₂排出係数の低減を図ります。運転開始は2033年度以降を予定しています。

水素・アンモニア・CCUS導入も視野

同社は、中長期的にはゼロカーボン燃料である水素やアンモニア、CCUS(CO₂回収・有効利用・貯留)など最新技術の導入も検討するとしています。

近年は再エネ導入拡大に伴い、出力変動に対応可能な調整電源としてLNG火力の重要性が再認識されています。特に高効率コンバインドサイクル機は、石炭火力よりCO₂排出量を抑制しつつ、需給調整機能を担う電源として位置付けられています。

国内では老朽火力の更新が進む一方、2050年カーボンニュートラルとの整合性も求められており、水素混焼やCCUS対応を前提とした次世代型LNG火力への移行が加速する可能性もありそうです。

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