コロンビア、再エネ・化石を複合した中長期供給力オークションを実施 柔軟性で価格を差別化。太陽光1546MWを落札

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コロンビアの電力市場運営機関XMは、2026年5月、2029年12月〜2030年11月を対象とするFirm Energy Obligations(OEF)オークションの結果を発表しました。同オークションでは合計4069.7MWの新規容量が落札され、このうち太陽光発電は1546.9MWを占めました。

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柔軟性別に異なる価格を設定

今回の制度では、柔軟性の高い電源群(PCVI)と低い電源群(PCVS)に分けて異なるクリアリング価格を適用しました。PCVIは0.022ドル/kWh、PCVSは0.0164ドル/kWhで落札されており、電源特性に応じた価格形成が行われた形です。

オークションは封印入札方式(sealed-bid)で実施され、太陽光、風力、水力、火力の計77案件が落札されました。太陽光案件では、ERCO Generaciónの200MW級「Yariguíes」や、Celsiaの200MW「Parque Solar Córdoba」など大型案件が含まれています。

柔軟性や供給力を重視する制度設計が拡大

一方、太陽光は落札容量全体の約38%を占めたものの、Firm Energyとして認定された供給力は全体の7.7%にとどまりました。需給逼迫時に安定供給できる能力を重視する制度設計のため、火力や水力など調整力を持つ電源が高く評価されやすい構造となっています。

欧州や中南米では近年、再エネ導入量だけでなく、柔軟性や供給可能性を加味した政府主導オークションが増加しています。蓄電池併設や長時間供給能力、時間帯別価値を反映する制度設計への移行が今後さらに進む可能性もありそうです。

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