TESSグループ、FIP転換型太陽光に8.9MWh蓄電池導入へ 九星飲料工業の福岡工場で受注
TESSグループ、FIP転換型太陽光に8.9MWh蓄電池導入へ 九星飲料工業の福岡工場で受注
福岡県糸島市にある九星飲料工業 伊都工場では、既存のFIT太陽光発電所をFIP制度へ移行したうえで、容量8,944kWhの蓄電池システムを併設する計画です。PCS出力は2,556kWで、HUAWEI製4,472kWh蓄電池を2台導入する構成となっています。納入時期は2027年1月を予定しています。

出力制御対策としてFIP転+蓄電池を導入
近年は九州エリアを中心に、太陽光発電の大量導入に伴う出力制御の増加が課題となっています。今回の案件では、昼間の余剰再エネ電力を蓄電池へ充電し、需要が高まる時間帯に放電することで、再エネの未利用電力を抑制する狙いがあります。
FIT制度下では固定価格での売電が中心でしたが、FIP制度では市場価格連動型へ移行するため、蓄電池を活用した時間シフト運用との親和性が高いとみられています。再エネ比率向上に加え、電力需給の安定化や市場価格変動への対応強化も期待されそうです。
運用管理まで一体で実施
設置後は、テス・エンジニアリングが保守、24時間遠隔監視、アグリゲーション業務を担う計画です。FIP期間終了後についても、昼間充電した電力を夜間利用へ回すことで、工場のCO₂排出量削減やBCP対策への活用を想定しているとしています。
国内では、FITからFIPへの移行と蓄電池併設を組み合わせた案件が増加しており、既設太陽光の高度利用モデルとして今後の拡大も見込まれます。特に出力制御頻度の高いエリアでは、蓄電池を組み合わせた再エネ運用が重要性を増していく可能性があります。
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