イーレックス、新潟で112MWバイオマス発電計画を落札 24/7カーボンフリー電力とデータセンター連携視野
イーレックス、新潟で112MWバイオマス発電計画を落札 24/7カーボンフリー電力とデータセンター連携視野
計画中の発電所は新潟県内に建設予定で、発電容量は112MW。燃料には木質ペレットとPKS(パーム椰子殻)を使用し、2029年度の運転開始を目指します。長期脱炭素電源オークションを活用することで、初期投資に加え、20年間にわたる運営固定費支援を受ける計画です。
24時間稼働型の脱炭素電源を構築
バイオマス発電は、太陽光や風力と異なり出力変動が比較的小さく、高い設備利用率を維持できる点が特徴です。イーレックスは、データセンターなど24時間安定供給を求める需要との親和性が高い電源と位置付けており、アワリーベースでの電力マッチングや24/7カーボンフリー電力への対応可能性にも言及しています。
また、系統接続については、2019年から検討していたNon-FIT大型バイオマス案件の接続検討を活用できるとしており、既存検討資産を生かした開発となる見通しです。
ワット・ビット連携も視野に
同社は、経済産業省のGX戦略地域制度や自治体支援との連携を通じ、発電所周辺へのデータセンター誘致も検討するとしています。電源近傍にデータセンターを配置する「ワット・ビット連携」を進めることで、脱炭素電力需要の取り込みを図る構想です。
さらに、国内外のバイオマス燃料供給網と組み合わせ、日本と東南アジアを結ぶ脱炭素サプライチェーン事業への展開も進める方針を示しました。長期脱炭素電源オークションを活用した大型バイオマス案件は、安定供給型再エネの新たな投資モデルとして広がる可能性があります。
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