RSBM、大分県日出町の51MW蓄電所、あおぞら銀行・三井住友信託銀行とプロジェクトファイナンスを組成
RSBM、大分県日出町の51MW蓄電所、あおぞら銀行・三井住友信託銀行とプロジェクトファイナンスを組成
RSBM株式会社は、2026年5月、大分県速見郡日出町で開発を進める系統用蓄電池事業について、事業主体である合同会社アルタイルに対する国内4社の匿名組合出資の受け入れと、株式会社あおぞら銀行をアレンジャーとするプロジェクトファイナンスの組成が完了したと発表しました。
九州で204MWh級の系統用蓄電池を開発
本事業は「大分日出蓄電所」として開発が進められており、定格出力51MW、定格容量204MWhの系統用蓄電池を整備する計画です。事業主体は合同会社アルタイルで、RSBMがアセットマネジメント業務を担当します。
九州エリアでは太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの導入が進む一方、出力変動や出力制御への対応が課題となっています。系統用蓄電池は余剰電力の吸収や需給調整機能を担うインフラとして期待されており、本事業も電力系統の安定化や再エネ利用拡大への貢献を目指しています。
フルマーチャント型事業を金融面から支援
本件では国内有力企業4社が匿名組合出資者として参画したほか、あおぞら銀行をアレンジャーとするノンリコース型プロジェクトファイナンスを組成しました。返済原資を事業キャッシュフローに限定するスキームを採用しており、系統用蓄電池のフルマーチャント事業に対する金融機関の評価が進んでいることを示す案件といえます。
近年は容量市場、卸電力市場、需給調整市場などを組み合わせて収益を確保する蓄電池事業が拡大しており、大規模蓄電池への投資やファイナンス手法の多様化が進んでいます。今回の案件も、再エネ主力電源化を支える蓄電池市場の成長を象徴する事例となりそうです。
出典:RSBM株式会社
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