米Newmark、AI普及で米国で追加250GWの電力容量が必要との試算を公表。日本の総発電設備容量に匹敵
米Newmark、AI普及で米国で追加250GWの電力容量が必要との試算を公表。日本の総発電設備容量に匹敵
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米不動産・データセンター調査会社Newmarkは、2026年6月、「2026 U.S. Data Center Market Outlook」を発表しました。

同レポートでは、AI利用がインターネットやスマートフォンと同水準まで普及した場合、世界のデータセンター向けに追加250GWの電力容量が必要になる可能性を示しました。250GWは発電設備や送配電網から供給される最大需要電力ベースの規模で、日本の総発電設備容量に匹敵する水準です。
また、米国主要市場のデータセンター空室率は約2%まで低下しており、生成AIの急速な普及によって電力需要と施設需要の双方が逼迫しているとしています。
AI拡大の最大の制約は電力供給
レポートでは、この250GWの追加需要を「大胆だが依然として現実的なシナリオ」と位置付けています。一方で、企業向けAI利用、エッジコンピューティング、AIモデル学習向け需要の増加は十分に反映されておらず、需要はさらに拡大する可能性があると分析しています。
2030年まで関連需要は年率3倍の成長が見込まれる中、AIインフラ整備の最大の制約要因は新規データセンターではなく電力供給能力そのものになると指摘しています。発電設備、送電網、蓄電池を含む電力インフラ投資の重要性が一段と高まりそうです。
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