JA三井リースと大阪ガス、福島県須賀川市で95MWh系統用蓄電池の開発に着手
JA三井リースと大阪ガス、福島県須賀川市で95MWh系統用蓄電池の開発に着手
JA三井リース株式会社、JA三井エナジーソリューションズ株式会社および大阪ガス株式会社は、2026年6月11日、福島県須賀川市における系統用蓄電池「須賀川蓄電所」の開発着手を発表しました。
本事業は、両社が共同出資する須賀川蓄電所合同会社を通じて推進するもので、定格出力22MW、定格容量95MWhの系統用蓄電池を整備します。JA三井リースグループと大阪ガスが共同で出資する系統用蓄電池事業としては初の案件となります。

3市場を活用して系統安定化に貢献
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、発電量の変動を吸収する調整力の確保が重要課題となっています。須賀川蓄電所では、余剰電力を充電し、需要が高まる時間帯に放電することで電力系統の安定化を図ります。
事業運営や資金管理はJA三井リースグループが担い、大阪ガスは長年培ってきた電力トレーディングの知見を活用します。卸電力市場、需給調整市場、容量市場の3市場で運用を行い、蓄電池の価値最大化を目指す計画です。
蓄電池事業拡大を加速
国内では再エネの大量導入に伴い、系統用蓄電池への投資が活発化しています。Daigasグループは「エネルギートランジション2050」のもと、系統用および再エネ併設型を合わせて2030年度までに蓄電池運用規模1,000MWの実現を目標に掲げています。
今回の95MWh案件は、東北エリアにおける再エネ活用拡大と電力系統の柔軟性向上に寄与する案件として位置付けられており、今後の蓄電池市場拡大を象徴するプロジェクトの一つとなりそうです。
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