グロームHD、系統用蓄電池事業へ参入 7.5億円投資で再エネ関連インフラ事業を開始

· 蓄電池事業

グローム・ホールディングス株式会社は、2026年4月30日、新規事業として「系統用蓄電池事業」を開始することを発表しました。 同日開催の取締役会で事業開始を決議したもので、再生可能エネルギー拡大に伴う電力需給調整ニーズの高まりを背景に、新たな成長分野への投資を進めます。

同社は、2026年3月期第3四半期時点での経営損失計上や医療関連事業の収益変動を踏まえ、収益安定化と持続的成長を目的として新規事業を検討していたとしています。再エネ普及拡大によって市場成長が見込まれる分野として、系統用蓄電池事業への参入を決定しました。

7億5,000万円を投資、SPC活用で事業推進

発表資料によると、同事業では再エネ導入拡大に伴う出力制御増加や需給不安定化を背景に、電力系統へ直接接続する蓄電池設備へ投資します。需給調整や周波数制御、価格差を活用した運用を行うことで、電力系統安定化へ寄与するインフラ事業として位置付けています。

投資対象は、完工済みまたは完工間近の案件を想定しており、開発リスクを抑えながら早期の事業化と資金回収を図る方針です。事業推進にあたってはSPC(特別目的会社)を複数設立し、案件ごとに運営する体制を構築します。

また、投資案件によっては連結子会社の福山医療器株式会社が事業主体となる場合もあるとしており、業務委託を活用して蓄電池事業の専門家支援を受けながら運営する計画です。

2025年9月の事業開始を予定

系統用蓄電池事業開始に伴う支出額は、土地取得費や設備購入費などを含め、総額7億5,000万円を見込んでいます。スケジュールとしては、2026年4月30日の取締役会決議後、2025年9月の事業開始を予定しています。

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