独Focused Energy、約350億円を調達 核融合業界最大級のシリーズAを実施

· 原子力発電,電力

ドイツの核融合スタートアップFocused Energyは、2026年5月27日、2億4,000万米ドル(約350億円)のシリーズA資金調達を完了したと発表しました。同社は、核融合業界における全額確保済みのシリーズAラウンドとして世界最大規模になるとしています。 (Focused Energy)

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レーザー核融合の商業化を加速

Focused Energyは2021年に設立された独米系企業で、レーザーを用いた慣性閉じ込め方式の核融合技術を開発しています。今回の資金調達には、ドイツ電力大手RWEのほか、ドイツ連邦イノベーション機関SPRIND、欧州イノベーション評議会(EIC)ファンド、Prime Movers Labなどが参加しました。 (Focused Energy)

調達資金はドイツ・ヘッセン州ビブリスにある旧発電所跡地への投資に充当される予定です。RWEの既存インフラや電力事業の知見を活用し、核融合発電システムの開発を加速させる方針です。 (ビジネスワイヤ)

欧州核融合産業の大型案件に

同社は、ビブリス拠点を将来のレーザー核融合発電所のモデルケースとして位置付けています。今回の大型調達により、Focused Energyは欧州で最も企業価値の高い核融合企業の一つとなり、ドイツ政府が進める核融合産業育成政策とも連動したプロジェクトとして注目を集めています。商用核融合発電の実現に向けた研究開発競争が世界的に加速する中、欧州勢の存在感拡大につながる可能性がありそうです。 (Focused Energy)

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