経産省、風力発電の落雷監視強化へ技術基準見直し 停止中も落雷検出を求める方向
経産省、風力発電の落雷監視強化へ技術基準見直し 停止中も落雷検出を求める方向
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経済産業省は、2026年5月、発電用風力設備の技術基準の解釈改正案に関する意見公募を開始し、風車の運転停止中も落雷を把握できる体制整備を求める方向で制度見直しを進めると発表しました。

秋田県のブレード事故を受け対策強化
見直しの背景には、2026年4月に秋田県男鹿市で発生した風力発電設備のブレード折損事故があります。経産省は5月1日、風力発電事業者に対し、落雷による事故防止のための緊急要請を実施しました。事故調査の過程で、風車の運転停止中に落雷検出装置が作動していない期間があり、長期間にわたり雷撃の有無を把握できていなかったことが確認されたためです。 (経済産業省)
改正案では、運転停止中を含めて風車への雷撃の有無を把握し、設備損傷の確認を適切に行うことを求める内容が盛り込まれています。
洋上風力拡大を見据え保安体制を強化
国内では陸上風力に加え、大型洋上風力発電所の建設計画が各地で進行しています。一方でブレード損傷や落下事故への社会的関心も高まっており、設備保安の高度化が重要課題となっています。
落雷検知データの常時監視や外部雷観測システムとの連携が進めば、風車の予防保全や事故リスク低減につながる可能性があります。再エネ主力電源化を進める上でも、設備の安全性と地域住民の信頼確保が一層求められそうです。
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