関西電力、蓄電所投資ファンド「カン-denchiファンド」の運用を開始
関西電力、蓄電所投資ファンド「カン-denchiファンド」の運用を開始
関西電力は、2026年6月16日、蓄電所を投資対象とするファンドの運用開始を発表しました。
同社は、株式会社きんでんおよび株式会社三菱UFJ銀行の子会社である株式会社MUFGサステナブルエナジーと共同で、「カン-denchiファンド1号投資事業有限責任組合」を組成しました。再生可能エネルギーの導入拡大に伴う出力変動への対応や、電力需給の安定化に資する蓄電所の持続的な開発・導入を目的としており、関西電力グループが開発・運営する系統用蓄電所を主な投資対象としています。

系統用蓄電所への長期投資を推進
ファンド規模は65億円で、存続期間は26年です。無限責任組合員として関西電力、きんでん、MUFGサステナブルエナジーが参画するほか、朝日生命保険、九州リースサービス、JA三井リース、静岡銀行、ゆうちょ銀行、東急建設、日本国土開発などが有限責任組合員として出資しています。
本ファンドを通じて、関西電力グループが開発・運営する約25万kW規模の系統用蓄電池事業への投資を進める計画です。三菱UFJ銀行によるプロジェクトファイナンスを活用し、効率的な資金調達を図るとしています。
2030年代初頭に蓄電池100万kWを目指す
関西電力グループは、蓄電所のアセットマネジメントやO&M(運転・保守)を担うほか、電力市場での運用を通じて収益の最大化を目指します。また、オフテイク契約により蓄電所の安定運営を支援する体制も構築します。
同社は2030年代初頭までに約100万kWの蓄電池開発を目標に掲げており、ファンドを活用した資金循環を通じて系統用蓄電池の導入拡大を進める考えです。再生可能エネルギーの有効活用や調整力の確保が進み、今後の電力系統の安定化への寄与が期待されます。
出典:関西電力 プレスリリース
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