CATLとOctopus Energy、欧州でEV大型トラック向け電池交換ネットワークを構築 2035年までに30超の拠点展開へ
CATLとOctopus Energy、欧州でEV大型トラック向け電池交換ネットワークを構築 2035年までに30超の拠点展開へ
Octopus Energyは、2026年6月22日、世界最大級の車載電池メーカーであるCATL(寧徳時代)と合弁会社「Swaptopus」を設立し、欧州の大型電動トラック向けバッテリー交換ネットワークを構築すると発表しました。
両社は、CATLの大型トラック向け電池交換技術とOctopus Energyのエネルギー供給・ソフトウェア技術を組み合わせ、長距離物流の電動化を加速させる方針です。英国で最初のバッテリー交換拠点を2027年に開設し、2035年までに欧州で30カ所以上の大型拠点を整備する計画です。 (Octopus Energy)
30万台超のEVトラックを支えるインフラ構想
計画では、各拠点を大型の「メガハブ」として整備し、数千台規模の大型トラックに対応できる体制を構築します。完成後は30万台を超える電動トラックの運行を支える能力を持つとされ、欧州域内で300億ポンド超の民間投資を呼び込む可能性があるとしています。 (Octopus Energy)
電池交換方式では、充電待機時間を大幅に削減できることが特徴です。CATLは500kWh超の大型電池パックでも約5分で交換可能としており、物流事業者の車両稼働率向上が期待されています。
電池サブスクで導入コスト低減も
バッテリー交換モデルでは、運送事業者が高価な駆動用電池を購入せず、サブスクリプション方式で利用できるため、車両導入時の初期投資を抑えられるとしています。また、交換用電池を集中管理することで電池寿命の延長や運用効率向上も見込まれます。
Octopus Energyは、バッテリー交換ネットワークが普及すれば、大型電動トラックの運行コストはディーゼル車と同等以下まで低減できる可能性があると説明しています。物流分野の脱炭素化に加え、欧州のエネルギー安全保障強化や石油依存低減への貢献も期待されます。
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