北海道ガス、温泉付随ガス活用の発電実証開始 未利用メタンの地産地消モデル構築へ
北海道ガス、温泉付随ガス活用の発電実証開始 未利用メタンの地産地消モデル構築へ
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北海道内では、メタンを含む温泉付随ガスが約500カ所の源泉で確認されていますが、多くは未利用のまま大気中へ排出されています。メタンはCO2の約28倍の地球温暖化係数を持つため、回収・利用による排出抑制効果が期待されています。
家庭用コージェネ「コレモ」を活用
今回の実証では、北ガスとアイシンが共同開発した家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム「コレモ」を使用します。温泉付随ガスを燃料とした際の燃焼性や運転安定性を評価し、実用化に向けた課題整理を進める方針です。
試験は、道総研施設での模擬試験に加え、条件に適合する温泉地自治体での現地実証も予定されています。将来的には、給湯暖房機など他のガス機器への応用も検討するとしています。
「コレモ」は2011年に販売開始された家庭用ガスエンジン発電システムで、2026年3月末時点の累計設置台数は6,910台。都市ガスやLPガスを燃料とし、発電時の排熱も給湯などへ利用できる点が特徴です。
地域分散型エネルギーとして活用模索
国内では、バイオガスや廃棄物由来ガスに加え、地域未利用ガス資源の活用への関心が高まっています。温泉付随ガスは小規模分散型資源である一方、地域内消費との親和性が高く、エネルギー地産地消や災害時レジリエンス向上への応用も期待されそうです。
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