泓徳能源、北海道で50MW・104MWh蓄電所の系統連系完了 年内商業運転へ

· 大規模系統用蓄電池事業

泓徳能源(HD Renewable Energy)は、2025年8月11日、オルタナティブ投資運用会社Brawn Capitalと共同開発した北海道札幌市の系統用蓄電所「Helios」が、北海道電力の66kV特別高圧送電網への系統連系を完了したと発表しました

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Heliosは、出力50MW、蓄電容量104MWhの大規模系統用蓄電所で、投資額は約59億円です。2025年7月末に系統連系を完了し、現在は商業運転開始前の最終調整段階であるコミッショニングを実施しています。2025年末までの本格稼働を予定しており、日本市場における同社の蓄電池事業拡大の重要な節目となります。

AI活用で複数市場へ参入

蓄電所の運用は、泓徳能源グループ傘下で小売電気事業や蓄電池アグリゲーション事業を展開する星星電力(Star Trade)が担当します。AIを活用した電力取引プラットフォームを用いて、容量市場、卸電力市場、需給調整市場への参加を進める計画です。

事業モデルは、長期契約による固定収益と市場価格を活用した運用収益を組み合わせる方式を採用しており、安定収益と市場機会の両立を図るとしています。

日本で400MWの長期脱炭素電源案件を確保

泓徳能源は日本市場で事業展開を加速しており、2024年には三菱電機との合弁会社を設立し、エネルギーリソースアグリゲーション事業へ参入しました。また、東急不動産との共同事業では東京都の大規模系統蓄電池支援事業で約11.9億円の補助金を獲得しています。

さらに、長期脱炭素電源オークション(LTDA)では、台湾企業として初めて2024年と2025年の2年連続で落札し、合計400MWの蓄電池容量を確保しました。これらの案件は2028年から2029年にかけて運転開始を予定しており、日本国内での蓄電池ポートフォリオ拡大が進んでいます。

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