カリフォルニア州エネルギー委員会、5,520万ドルのEV急速充電器拡充支援を発表
カリフォルニア州エネルギー委員会、5,520万ドルのEV急速充電器拡充支援を発表
カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は、2026年5月28日、公共向けEV急速充電インフラの整備拡大に向け、総額5,520万ドルの支援策を発表しました。

本事業は、カリフォルニア電気自動車インフラプロジェクト(CALeVIP)の一環として実施されるもので、州内の事業者や公共施設を対象に、直流急速充電器(DC Fast Charger)の設置費用を支援します。資金は州のClean Transportation Programおよび温室効果ガス削減基金(Greenhouse Gas Reduction Fund)から拠出されます。
DC急速充電器の導入を後押し
今回の支援は「Fast Charge California Project」を通じて実施され、2026年10月から2027年5月にかけて2回の募集枠が設けられます。対象となるのは一般利用可能な急速充電設備で、充電ポートあたり最大10万ドル、または最大5万5,000ドルまでの設置費用補助を受けることが可能です。
応募には最終的な電力会社との接続設計や建設許認可の取得など、「Ready-to-Build(建設準備完了)」の条件を満たす必要があります。部族地域、低所得地域、環境負荷の高い地域の案件が優先される見込みです。
EV普及拡大に向けた基盤整備
CECによると、CALeVIPはこれまでに州内で1万500基以上の充電設備導入を支援してきました。今回の制度に先立つ募集では、約5,400万ドルを投じて35郡で1,200基超の急速充電ポートを採択しており、その6割以上が低所得地域や環境正義地域に設置される計画です。
カリフォルニア州では既に220万台を超えるEVが走行しており、長距離移動や商用利用を支える急速充電網の整備が重要な政策課題となっています。今回の追加支援により、州全域でのEV利用環境のさらなる向上が期待されます。
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