昭和産業、鹿島工場で木質バイオマス発電ボイラー稼働 年間約3.7万トンのCO2削減へ

· 再エネ,バイオマス発電

昭和産業は、2026年4月6日、鹿島工場(茨城県神栖市)で木質バイオマス発電ボイラーの稼働を開始したと発表しました。関係者による起動式は4月3日に実施されています。

新設備は、木質チップを燃料とするバイオマス発電ボイラーで、既存設備で使用していた都市ガス消費量を削減することで、CO2排出量低減を図るものです。設備能力は蒸気36.5t/h、発電出力1,500kWで、設備投資額は約40億円とされています。

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Scope1・2排出削減目標達成へ

同社は、2019年度比でGHG排出量(Scope1、2)を2030年度までに37%以上、2035年度までに53%以上削減する目標を掲げています。今回の設備導入により、年間約3.7万トンのCO2削減効果を見込んでおり、2019年度排出量比では約8%相当の削減規模となります。

食品・製粉業界では、熱需要が大きい工場を中心に脱炭素化が課題となっており、再生可能エネルギー由来の蒸気・熱供給設備への投資が進み始めています。木質バイオマス活用が広がれば、化石燃料依存低減やScope1削減への寄与も期待されそうです。

工場エネルギー転換を加速

昭和産業は、今後も省エネルギー推進や燃料転換、再エネ導入を進める方針です。工場部門の電化や再エネ熱利用が国内産業界全体で重要テーマとなる中、食品工場における大型バイオマス設備導入事例として注目されそうです。

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