豪ビクトリア州政府、南半球最大級の「ワラックナビールエネルギーパーク」承認を発表

· 再エネ

オーストラリア・ビクトリア州政府(アラン労働党政権)は、2026年5月16日、南半球で最大規模となる風力発電所「ワラックナビールエネルギーパーク(Warracknabeal Energy Park)」の計画に関する環境影響評価書(EES)を承認したと発表しました。同州のソーニャ・キルケニー計画担当相が評価書に署名したことで、州政府による承認手続きにおける極めて重要な関門を通過したことになります。

Section image

219基の大型タービンで150万世帯分の電力を確保

この巨大風力発電プロジェクトでは、敷地内に合計219基の風力タービンが設置される計画です。完成後の総発電容量は1.5ギガワット(GW)を超え、最大120万世帯分の電力を賄うことができるクリーンエネルギーが供給されます。

これはビクトリア州で最大規模の発電能力を持つ風力発電施設となり、将来的に同州全体で必要とされるエネルギー需要の約12.5パーセントを単一の施設でカバーすることになります。州政府は、この事業が化石燃料からの転換を加速させ、持続可能な電力インフラの構築に大きく寄与するとしています。

厳しい環境審査と地域雇用への経済波及効果

ワラックナビールエネルギーパークの計画承認にあたっては、ビクトリア州が定める厳格な環境影響評価(EES)の手続きが適用されました。これには多角的な技術調査や地域住民との対話、さらには公開調査委員会の開催など、多岐にわたるプロセスが含まれています。

また、この大規模プロジェクトは地域経済への多大な貢献も期待されています。建設期間中には約950人の新規雇用が創出される見込みであり、発電所の稼働開始後も保守管理や運営に伴う現地の雇用が継続的に維持される予定です。

一般社団法人アワリーマッチング推進協議会の運営する電力・脱炭素無料ニュースサイト

Section image