テラ風力、国内陸上風力ポートフォリオが327MWに拡大 東北で新たに5案件取得
テラ風力、国内陸上風力ポートフォリオが327MWに拡大 東北で新たに5案件取得
テラ風力株式会社は、2025年12月16日、日本国内で新たに5件の陸上風力発電プロジェクトを取得し、開発中の総容量が327MWに達したと発表しました。
今回取得した案件はいずれも東北電力管内に位置しており、青森県、秋田県、岩手県で開発が進められています。これにより、同社がこれまで展開してきた石川県、熊本県、北海道での案件を含め、日本国内の陸上風力ポートフォリオが大幅に拡大しました。
東北エリアで255MWを追加取得
報道によると、今回取得した5案件の合計出力は255MW規模で、内訳は秋田県2案件(25MW、8MW)、青森県1案件(12MW)、岩手県2案件(120MW、90MW)とされています。
これらは、自然電力から引き継いだ石川県・熊本県案件や、自社開発中の北海道案件に加わる形となります。同社は2026年から複数案件の建設を開始し、2028年の初号案件運転開始を目指していると報じられています。
陸上風力発電は、太陽光発電と比べて夜間や冬季にも発電しやすく、出力変動特性が異なることから、再エネ電源の多様化や需給安定化に寄与する電源として期待されています。
Stonepeakと自然電力の合弁で展開
テラ風力は、米インフラ投資会社Stonepeakと自然電力株式会社による陸上風力発電プラットフォームとして2024年に設立されました。出資比率はStonepeakが80%、自然電力が20%となっています。
設立当初は、日本国内のレイトステージ案件30MWと、アジア太平洋地域で300MW超の開発パイプラインを有していましたが、今回の案件取得によって国内ポートフォリオが300MWを超える規模へ拡大しました。
日本では洋上風力導入が当初想定より遅れている一方、陸上風力では東北や北海道を中心に大型案件開発が続いています。日本風力発電協会(JWPA)によると、2025年末時点の国内風力発電累積導入量は6,434.2MWとなっており、風力市場は引き続き拡大基調にあります。
近年は、企業のコーポレートPPA需要拡大や再エネ調達ニーズ増加を背景に、陸上風力案件への投資関心も高まっています。特に東北エリアは国内有数の風況を有しており、今後も大型陸上風力の開発拡大が続く可能性がありそうです。
出典:テラ風力 ニュース
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