東京ガス、青森県の大型蓄電所2件の運用受託で2030年代前半に200万kW体制へ
東京ガス、青森県の大型蓄電所2件の運用受託で2030年代前半に200万kW体制へ
東京ガス株式会社は、2026年4月16日、泓德能源科技日本株式会社(HDRE)が出資する蓄電池事業者と、青森県内2カ所の系統用蓄電所に関する最適運用サービス契約を締結したと発表しました。
対象となるのは、青森県八戸市の「青森八戸蓄電所」と青森県十和田市の「青森十和田蓄電所」です。蓄電池出力はそれぞれ9.9万kW、5.0万kWで、合同会社スター2号および合同会社スター1号が事業主体となり、東京ガスが運用を担います。両施設とも2029年度の商業運転開始を予定しています。

運用容量95.5万kWに拡大
今回の契約により、東京ガスが運用予定の系統用蓄電池容量は累計95.5万kWとなり、これまで掲げていた2030年度の運用設備容量100万kW目標の達成が視野に入りました。
これを受け、同社は新たに2030年代前半までに運用設備容量200万kW規模への拡大を目指す方針を表明しました。系統用蓄電池の自社開発、オフテイク契約による利用権確保、最適運用サービスの提供を組み合わせながら事業拡大を進める考えです。
再エネ拡大を支える蓄電池運用事業
系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、需給調整市場や卸電力市場、容量市場を通じて電力系統の安定化に貢献する重要なインフラです。東京ガスは電力市場取引で培った知見を活用し、ソリューションブランド「IGNITURE」の一環として最適運用サービスを展開しています。
再エネ導入量の増加に伴い、大規模蓄電池の需要は今後さらに拡大するとみられており、東京ガスは系統用蓄電池事業の拡大を通じて再エネ普及と電力系統の安定運用を支援していく方針です。
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