村田製作所、風力発電によるバーチャルPPAを締結

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村田製作所は23日、コスモエコパワーとの間で、再生可能エネルギーの環境価値を調達するバーチャルPPA(電力受給契約)を1月14日付で締結したと発表しました。

この契約は、村田製作所にとって3例目のバーチャルPPA締結となりますが、風力発電を由来とする環境価値の調達は同社として初めての試みです。

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2箇所の風力発電所から「追加性」のある環境価値を調達

本契約において環境価値の供給元となるのは、コスモエコパワーが運営する「大分ウィンドファーム」(大分県、設備能力14,000kW)および「中紀ウィンドファーム」(和歌山県、設備能力48,300kW)の2拠点です。

村田製作所は、これらの発電所から生み出される「追加性(社会全体に新しい再エネ設備への投資を促す効果)」のある環境価値を非化石証書として受け取ります。これにより、年間で約13,700トンのCO2排出量を削減できる見込みとしています。

2035年度の再エネ比率100%達成に向けたポートフォリオ拡大

村田製作所は経営の重要課題(マテリアリティ)として「脱炭素社会の実現」を掲げており、2035年度までに事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄う目標を推進しています。

同社は、生産工程における省エネ活動や自社工場への太陽光発電設備の導入に加え、今回のようなPPAを通じた調達手段の多様化を図ることで、再エネ導入のポートフォリオを拡大させています。今後もグローバルな電子部品メーカーとして、持続可能な地球環境の実現に向けた環境負荷低減に取り組む方針です。