情報通信研究機構、量子技術を活用した6G向け新技術を開発
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情報通信研究機構(NICT)は19日、量子アニーリングマシンと従来のコンピューターを組み合わせた、新しい信号処理技術を開発したことを明らかにしました。この技術は、次世代通信規格「6G」の実現を支える画期的な成果として期待されています。

今回NICTが開発したのは、通信基地局で複数の端末から届く電波を正しく見分けるための新しい信号処理アルゴリズムです。膨大な選択肢の中から最適な答えを素早く見つけ出す「量子アニーリング」の特性を活かすことで、計算の負担を抑えながら、より多くの通信を同時に処理できるようになるとのことです。
この技術を基地局に搭載して実験を行ったところ、現在の5Gと比べて10倍となる、10台の機器との同時通信に成功しました。
将来の6G普及に向けては、膨大な数のセンサーやデバイスを一度にネットワークにつなぐ技術が求められています。今回の新技術は、接続台数が増えると処理が追いつかなくなるという従来の課題を、量子技術という新しいアプローチで解決するものです。
NICTは今後、この技術のさらなる精度向上を図るとともに、2030年代の社会実装を目指して研究開発を加速させていく方針です。
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