エナリスのハイブリッド・オフサイトPPA運用スキーム、RE100技術要件準拠の第三者検証を取得
エナリスのハイブリッド・オフサイトPPA運用スキーム、RE100技術要件準拠の第三者検証を取得
>>ニュースサイトTopへ >>会社HPへ
エナリス(敬称略)は8日、同社が提供するハイブリッド・オフサイトPPAサービスの運用スキームについて、第三者検証を取得したと発表しました。本検証により、同サービスが国際イニシアチブRE100の2025年版技術要件(TECHNICAL CRITERIA 2025)に準拠した設計であることが確認されたとのことです。
本サービスは、フィジカルPPAとバーチャルPPAを事業規模や市場環境に応じて切り替え可能な点が特徴で、今回の評価により、再エネ100パーセント利用を目指す企業に対し、国際基準を満たした中長期的な脱炭素ソリューションとしての信頼性が担保されたということです。
フィジカルPPAとバーチャルPPAの課題とハイブリッド化の意義
再エネ電力と環境価値を一体で調達するフィジカルPPAは、固定単価による長期安定調達が可能な一方、発電拠点と需要拠点が同一電力エリアに限定される点や、需給ミスマッチによる余剰電力の発生リスクを抱えています。
これに対し、環境価値のみを取引するバーチャルPPAは、エリアの制約を受けず柔軟な構成が可能ですが、市場価格に連動した差金決済を伴うため、価格変動リスクが存在します。ハイブリッド型はこれら両方式の利点を組み合わせることで、需要家のリスクヘッジと柔軟な電源構成の両立を目的としています。
RE100技術要件への準拠とオリジナルオフテイカーの維持
通常、契約期間中にフィジカルPPAとバーチャルPPAの間で契約形態を変更した場合、契約主体の変更等に伴い、RE100が求める「追加性(Additionality)」の観点から「オリジナルオフテイカー(当初の引き取り手)」の地位を喪失するリスクがありました。
エナリスは、小売電気事業者およびアグリゲーターの双方の機能を活用し、契約を一括して担うことで、契約継続性を保持したまま形態の切り替えを実現し、これにより、RE100技術要件を充足し続けながら、電力供給エリアの変更や事業規模の拡大に柔軟に対応できるスキームを提供するということです。

>>ニュースサイトTopへ >>会社HPへ
