NTTドコモ、NTTスマイルエナジー、ELJの3社が家庭用蓄電池事業で提携

· 太陽光,再エネ,トップ

NTTドコモ、NTTスマイルエナジー、ELJソーラーコーポレーション(敬称略)は21日、家庭用蓄電池の普及促進を目的とした業務提携契約を締結したと発表しました。

分散型エネルギーリソースの遠隔制御とVPPへの展開

本提携で、NTTスマイルエナジーは蓄電池制御プラットフォームを提供し、需要家の電力消費パターンや天候予測に基づき、蓄電池の充放電をリアルタイムで遠隔制御します。これにより、太陽光発電による余剰電力の自家消費最適化や、電力系統への負荷軽減を図ることが可能となります。

3社は、本施策を通じて蓄積された運用データや知見を活用し、仮想発電所(VPP:Virtual Power Plant)技術を用いた電力需給調整市場への参入を検討しているとのことです。

これにより、家庭に分散する蓄電池を一つの巨大な蓄電池として機能させるリソースアグリゲーションが実現します。

レジリエンス強化と脱炭素化の両立に向けたGX戦略

本事業は、NTTグループが推進するGXソリューションブランド「NTT GxInno」の一環として実施されます。ユーザー側には、停電時の自立出力確保によるレジリエンス向上と、再生可能エネルギーの利用効率最大化による環境負荷低減という直接的なメリットを提供します。

同時に、事業者側はアグリゲーターとしての機能を強化することで、将来的な電力需給逼迫時における調整力の提供など、新たな収益モデルの創出を目指します。

2026年末までの期間限定受付を通じ、まずは事業性および顧客ニーズの精緻な検証を行う方針です。

Section image