福岡銀行と西部ガス、系統用蓄電池事業で提携

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福岡銀行と西部ガスホールディングスの2社は23日、再生可能エネルギーの需給調整を目的とした系統用蓄電池発電所の共同開発に関する基本合意書を締結したと発表しました。

両社は共同出資を行い、九州エリアにおいて大規模な蓄電システムの構築を目指します。運用開始の時期については、2028年3月ごろを目標としています。

(プレス発表サマリー)

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地域金融とエネルギー企業の連携による電力安定化への挑戦

今回の提携は、太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入が進む九州地方特有の課題に対応するものです。九州では日中の発電量が需要を大きく上回る際、発電を一時的に止める出力抑制が頻発しており、エネルギーの損失が課題となっています。このプロジェクトでは、余剰電力を蓄電池に充電し、需要が高まる時間帯に放電することで、電力の需給バランスを最適化します。

地域経済の脱炭素化とインフラ整備の加速

福岡銀行による地域金融のノウハウと、西部ガスグループが持つエネルギー供給の知見を掛け合わせることで、九州全域でのカーボンニュートラル実現を後押しします。開発される蓄電池発電所は、単なるインフラ整備にとどまらず、市場価格の変動に合わせた電力取引を行うことで事業の持続性を確保する計画です。両社は蓄電所の普及拡大を通じて、再エネの導入促進と地域経済の発展に貢献する方針を示しています。

https://www.fukuokabank.co.jp/pdf/20260126-1_release.pdf