世界の時間炭素強度速報【1月22日(木)】
世界の時間炭素強度速報【1月22日(木)】
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2026年1月22日(木曜日)の、世界の時間帯別CO2排出係数をお知らせします。数値は各国の情報ソースを基に、当社が推定した概算値です。
1. イギリス:低気圧の通過により風力発電が急増
大西洋からの低気圧接近に伴い、風力発電の供給量が前日比で大幅に増加しました。これによりガス火力の稼働が抑制され、平日ながら排出係数は前日より改善しています。(NESO)
時間帯別CO2排出係数
日中平均:0.132 kg/kWh
夕方ピーク:0.155 kg/kWh

2. スペイン:強風により再エネ比率が80%を突破
強風の影響で風力発電が極めて好調であり、深夜から早朝にかけては再エネ比率が一時的に80%を超えました。日中も太陽光との相乗効果により、低炭素な状態が盤石です。(Red Electrica)
時間帯別CO2排出係数
日中ボトム:0.065 - 0.075 kg/kWh
夜間ピーク:0.120 - 0.140 kg/kWh
3. ドイツ:風力の回復により石炭火力が抑制
週半ばに入り北部を中心に風況が回復。産業需要は引き続き高いものの、炭素集約度の高い石炭火力の出力が抑制されたため、週明けの最悪期は脱した模様です。(Fraunhofer ISE)
時間帯別CO2排出係数
日中ボトム:0.280 - 0.320 kg/kWh
夜間ピーク:0.410 - 0.450 kg/kWh
4. 米国カリフォルニア州:朝晩の冷え込みによるガス依存継続
日中は快晴により太陽光が潤沢ですが、朝晩の冷え込みにより暖房需要が増加しています。太陽光が沈む夕方以降、急速にガス火力が立ち上がる傾向が継続しています。(CAISO)
時間帯別CO2排出係数
日中ボトム:0.045 - 0.085 kg/kWh
夜間ピーク:0.270 - 0.310 kg/kWh
5. 米国PJM(東部・中西部):寒波の峠を越えるも高止まり
記録的な寒波による暖房需要のピークは越えつつありますが、依然として氷点下の気温が続いています。老朽化した石炭火力の稼働が継続しており、排出係数は高い水準に留まっています。(PJM)
時間帯別CO2排出係数
日中平均:0.390 - 0.440 kg/kWh
夜間ピーク:0.490 - 0.540 kg/kWh
6. 東京電力管内:南岸低気圧の接近による太陽光不足
南岸低気圧の影響で関東地方は朝から厚い雲に覆われ、太陽光発電の出力が大幅に低下しました。需要は高水準のまま、不足分をガスおよび石油火力の焚き増しで補ったため、排出係数は前日より悪化しています。(パシフィックコンサルタンツ社の推計値を引用)
時間帯別CO2排出係数
日中ボトム:0.480 kg/kWh
夜間ピーク:0.580 - 0.630 kg/kWh
7. 九州電力管内:天候崩れにより火力稼働率が上昇
西から近づく前線の影響で九州エリアも天候が悪化。連日続いていた太陽光による排出係数抑制効果が薄れ、バックアップの火力の稼働時間が増加しています。(パシフィックコンサルタンツ社の推計値を引用)
時間帯別CO2排出係数
日中ボトム:0.290 - 0.340 kg/kWh
夜間ピーク:0.490 - 0.540 kg/kWh
本日も、各エリアの気象状況と電源構成によって排出係数に大きな差が出ています。エネルギーマネジメントの最適化にお役立てください。
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